この章では、制作会社から返信が来た後の対応を学びます。
営業文を送って返信が来たら、そこからが信頼づくりの始まりです。
初回返信、面談、稼働条件の確認、トライアル案件への対応を丁寧に進めます。
返信が来たら早めに返す
制作会社から返信が来たら、できるだけ早めに返します。
下請け案件では、レスポンスの速さも信頼につながります。
すぐに詳しい回答ができない場合でも、まず受け取ったことを返信できます。
ご返信ありがとうございます。
内容を確認し、本日中に対応範囲と稼働条件を整理してご返信します。
どうぞよろしくお願いいたします。返信が遅いと、案件の候補から外れることがあります。
完璧な回答を待つより、まず反応することを意識します。
追加で聞かれやすいこと
制作会社からは、追加で次のようなことを聞かれることがあります。
- 対応できる作業範囲
- 稼働可能時間
- 着手可能日
- 単価感
- 過去実績
- 使用できるツール
- Git対応の有無
- WordPress対応の範囲
- 打ち合わせ対応の可否
営業前に対応範囲を整理しておくと、返信しやすくなります。
曖昧なまま返すより、現時点で対応できる範囲を明確に伝えます。
面談で見られること
制作会社との面談では、スキルだけでなく、コミュニケーションのしやすさも見られます。
面談で見られるポイントは次の通りです。
- 話を聞けるか
- 質問に具体的に答えられるか
- できることとできないことを分けられるか
- 納期や稼働条件を正直に伝えられるか
- 不明点を確認できるか
- 仕事の進め方が合いそうか
下請け営業の面談は、強い自己アピールの場ではありません。
相手が安心して相談できるかを確認する場です。
面談前に準備すること
面談前には、次の情報を整理しておきます。
- 自己紹介
- 対応できる作業
- 実績やサンプル
- 使用技術
- 稼働時間
- 着手可能日
- 単価目安
- 連絡方法
- 質問したいこと
事前にポートフォリオを開ける状態にしておくと、画面共有しながら説明できます。
自分の実績について、担当範囲と意識したことを話せるようにしておきます。
面談で確認すること
面談では、こちらからも確認します。
相手がどんな案件を扱っているのか、どのような進め方をしているのかを知ることが大切です。
確認したい項目は次の通りです。
- どのような案件が多いか
- 依頼される作業範囲
- デザインデータの形式
- 連絡ツール
- 修正依頼の出し方
- 納期の決め方
- 検収方法
- 支払いサイト
- 守秘義務の有無
面談は、こちらが選ばれる場であると同時に、自分に合う取引先か確認する場でもあります。
トライアル案件とは
制作会社によっては、最初にトライアル案件を依頼されることがあります。
トライアル案件は、スキルや進め方を確認するための小さな案件です。
内容としては、次のようなものがあります。
- 1ページのコーディング
- 下層ページの一部実装
- 既存ページの修正
- WordPressの小さな調整
- コーディングテスト
トライアルでは、完成物だけでなく、連絡、質問、納期、修正対応も見られます。
トライアルで確認すること
トライアル案件を受ける前に、条件を確認します。
確認したい項目は次の通りです。
- 有償か無償か
- 作業範囲
- 納期
- 提出形式
- 修正対応の有無
- 使用データ
- 実績掲載の可否
- 今後の継続可能性
無償トライアルをすべて避けるべきとは限りませんが、作業量が大きい場合は注意が必要です。
初回案件で意識すること
初回案件では、技術力だけでなく、進め方の丁寧さが印象に残ります。
特に、次のことを意識します。
- 着手前に不明点を確認する
- 進捗をこまめに共有する
- 納期前に提出する
- 指示内容を守る
- 勝手な判断で大きく変えない
- 修正依頼に丁寧に対応する
最初の案件で安心感を持ってもらえると、次の相談につながりやすくなります。
返信テンプレート
返信が来た時は、次のように返せます。
ご連絡ありがとうございます。
ぜひ一度お話しできればと思います。
以下の日程であれば対応可能です。
- 5月28日(火)19:00〜20:00
- 5月29日(水)20:00〜21:00
- 5月31日(金)18:00〜19:00
ご都合のよい時間がありましたらお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします。候補日は複数出すと、日程調整がスムーズになります。
この章のまとめ
- 制作会社から返信が来たら、できるだけ早めに返す
- 面談では、スキルだけでなくコミュニケーションのしやすさも見られる
- 対応範囲、稼働時間、単価感、着手可能日は事前に整理しておく
- トライアル案件では、作業範囲、有償無償、納期、提出形式を確認する
- 初回案件では、納品物だけでなく、連絡、質問、進捗共有も信頼につながる