09. 初回返信・面談・トライアル対応

この章では、制作会社から返信が来た後の対応を学びます。

営業文を送って返信が来たら、そこからが信頼づくりの始まりです。

初回返信、面談、稼働条件の確認、トライアル案件への対応を丁寧に進めます。

返信が来たら早めに返す

制作会社から返信が来たら、できるだけ早めに返します。

下請け案件では、レスポンスの速さも信頼につながります。

すぐに詳しい回答ができない場合でも、まず受け取ったことを返信できます。

初回返信の例
ご返信ありがとうございます。

内容を確認し、本日中に対応範囲と稼働条件を整理してご返信します。

どうぞよろしくお願いいたします。

返信が遅いと、案件の候補から外れることがあります。

完璧な回答を待つより、まず反応することを意識します。

追加で聞かれやすいこと

制作会社からは、追加で次のようなことを聞かれることがあります。

  • 対応できる作業範囲
  • 稼働可能時間
  • 着手可能日
  • 単価感
  • 過去実績
  • 使用できるツール
  • Git対応の有無
  • WordPress対応の範囲
  • 打ち合わせ対応の可否

営業前に対応範囲を整理しておくと、返信しやすくなります。

曖昧なまま返すより、現時点で対応できる範囲を明確に伝えます。

面談で見られること

制作会社との面談では、スキルだけでなく、コミュニケーションのしやすさも見られます。

面談で見られるポイントは次の通りです。

  • 話を聞けるか
  • 質問に具体的に答えられるか
  • できることとできないことを分けられるか
  • 納期や稼働条件を正直に伝えられるか
  • 不明点を確認できるか
  • 仕事の進め方が合いそうか

下請け営業の面談は、強い自己アピールの場ではありません。

相手が安心して相談できるかを確認する場です。

面談前に準備すること

面談前には、次の情報を整理しておきます。

  • 自己紹介
  • 対応できる作業
  • 実績やサンプル
  • 使用技術
  • 稼働時間
  • 着手可能日
  • 単価目安
  • 連絡方法
  • 質問したいこと

事前にポートフォリオを開ける状態にしておくと、画面共有しながら説明できます。

自分の実績について、担当範囲と意識したことを話せるようにしておきます。

面談で確認すること

面談では、こちらからも確認します。

相手がどんな案件を扱っているのか、どのような進め方をしているのかを知ることが大切です。

確認したい項目は次の通りです。

  • どのような案件が多いか
  • 依頼される作業範囲
  • デザインデータの形式
  • 連絡ツール
  • 修正依頼の出し方
  • 納期の決め方
  • 検収方法
  • 支払いサイト
  • 守秘義務の有無

面談は、こちらが選ばれる場であると同時に、自分に合う取引先か確認する場でもあります。

トライアル案件とは

制作会社によっては、最初にトライアル案件を依頼されることがあります。

トライアル案件は、スキルや進め方を確認するための小さな案件です。

内容としては、次のようなものがあります。

  • 1ページのコーディング
  • 下層ページの一部実装
  • 既存ページの修正
  • WordPressの小さな調整
  • コーディングテスト

トライアルでは、完成物だけでなく、連絡、質問、納期、修正対応も見られます。

トライアルで確認すること

トライアル案件を受ける前に、条件を確認します。

確認したい項目は次の通りです。

  • 有償か無償か
  • 作業範囲
  • 納期
  • 提出形式
  • 修正対応の有無
  • 使用データ
  • 実績掲載の可否
  • 今後の継続可能性

無償トライアルをすべて避けるべきとは限りませんが、作業量が大きい場合は注意が必要です。

初回案件で意識すること

初回案件では、技術力だけでなく、進め方の丁寧さが印象に残ります。

特に、次のことを意識します。

  • 着手前に不明点を確認する
  • 進捗をこまめに共有する
  • 納期前に提出する
  • 指示内容を守る
  • 勝手な判断で大きく変えない
  • 修正依頼に丁寧に対応する

最初の案件で安心感を持ってもらえると、次の相談につながりやすくなります。

返信テンプレート

返信が来た時は、次のように返せます。

面談日程返信の例
ご連絡ありがとうございます。

ぜひ一度お話しできればと思います。
以下の日程であれば対応可能です。

- 5月28日(火)19:00〜20:00
- 5月29日(水)20:00〜21:00
- 5月31日(金)18:00〜19:00

ご都合のよい時間がありましたらお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

候補日は複数出すと、日程調整がスムーズになります。

この章のまとめ

  • 制作会社から返信が来たら、できるだけ早めに返す
  • 面談では、スキルだけでなくコミュニケーションのしやすさも見られる
  • 対応範囲、稼働時間、単価感、着手可能日は事前に整理しておく
  • トライアル案件では、作業範囲、有償無償、納期、提出形式を確認する
  • 初回案件では、納品物だけでなく、連絡、質問、進捗共有も信頼につながる