08. 制作会社リストと営業先の探し方

この章では、制作会社への営業先を探し、リストとして管理する方法を学びます。

営業は、思いついた会社に一度だけ送って終わりではありません。

どこに送ったか、どんな反応だったか、次にいつ確認するかを管理すると、改善しやすくなります。

営業先リストを作る理由

制作会社への営業では、複数の会社に連絡することがあります。

その時にリストがないと、次のような問題が起きます。

  • 同じ会社に何度も送ってしまう
  • どこに送ったか忘れる
  • 返信が来た会社を管理できない
  • 相性のよい会社がわからない
  • 営業文の改善ができない

営業先リストは、営業活動を整理するための作業台です。

スプレッドシートやNotionなど、使いやすいツールで作れば十分です。

営業先の探し方

制作会社は、検索やSNSから探せます。

たとえば、次のようなキーワードで探します。

  • 地域名 Web制作会社
  • 地域名 ホームページ制作
  • WordPress 制作会社
  • 採用サイト 制作会社
  • LP制作会社
  • Web制作 パートナー募集
  • コーディング 外注 募集

制作会社のサイトだけでなく、SNSや採用ページ、パートナー募集ページも確認します。

「外部パートナー募集」「協力会社募集」「フリーランス募集」と書かれている場合は、営業先として相性がよい可能性があります。

相性のよい会社を見分ける

すべての制作会社が、自分に合うわけではありません。

営業先を探す時は、相性も見ます。

確認したい項目は次の通りです。

  • 制作実績の種類
  • コーポレートサイトが多いか
  • LPが多いか
  • WordPress案件が多いか
  • 採用サイトが多いか
  • デザイン重視か
  • 更新運用まで対応しているか
  • 外部パートナー募集があるか
  • 自分の対応範囲と合っているか

たとえば、自分がWordPress実装を得意にしたいなら、WordPress案件が多そうな制作会社を優先できます。

LPコーディングが得意なら、LP制作実績が多い会社を探します。

リストに入れる項目

営業先リストには、次のような項目を入れます。

項目内容
会社名営業先の会社名
URL公式サイト
連絡先問い合わせフォーム、メール、SNS
得意領域コーポレート、LP、採用、WordPressなど
パートナー募集募集ページの有無
送付日営業文を送った日
返信返信あり、なし、面談など
メモ反応、気づいたこと、次回対応

最初から完璧なリストにしなくて大丈夫です。

営業しながら必要な項目を足していきます。

営業先リストの例

営業先リストは、次のように作れます。

営業先リストの例
会社名:
株式会社サンプル

URL:
https://example.com/

得意領域:
コーポレートサイト、採用サイト、WordPress

連絡先:
問い合わせフォーム

パートナー募集:
あり

送付日:
2026/05/25

返信:
未返信

メモ:
WordPress案件が多そう。コーディングパートナーとして相性あり。

スプレッドシートなら、1社1行で管理すると見やすくなります。

送付状況を管理する

営業文を送ったら、送付日と反応を記録します。

返信がないことも多いので、返信なしも記録します。

記録しておくと、次のような改善ができます。

  • 件名を変える
  • 営業文を短くする
  • ポートフォリオの見せ方を変える
  • 営業先の種類を変える
  • 送る時間帯を変える

営業は、1通ごとに一喜一憂するより、全体で改善していく方が続けやすくなります。

返信が来た会社を優先する

返信が来た会社は、優先して丁寧に対応します。

すぐ案件につながらなくても、相手が興味を持ってくれた可能性があります。

返信が来たら、次の情報を整理します。

  • 何に興味を持ってくれたか
  • 面談が必要か
  • 追加で送る資料はあるか
  • 稼働条件を確認されたか
  • 単価感を確認されたか
  • いつ頃案件がありそうか

返信が来た会社は、今後の候補として関係を残しておきます。

無理に合わない会社へ送らない

営業先は多ければよいわけではありません。

自分の対応範囲と合わない会社に送っても、案件につながりにくくなります。

たとえば、システム開発中心の会社に、静的コーディングだけで営業しても、相性が合わない場合があります。

逆に、コーポレートサイトやLP制作が多い会社なら、HTML/CSSコーディングの需要があるかもしれません。

営業先は、数だけでなく相性も見ます。

この章のまとめ

  • 制作会社営業では、営業先リストを作ると送付状況や反応を管理しやすい
  • 検索、SNS、パートナー募集ページから営業先を探せる
  • 自分の対応範囲と制作会社の得意領域が合うかを見る
  • 会社名、URL、連絡先、得意領域、送付日、返信状況を記録する
  • 営業は、反応を見ながら文面や見せ方を改善していく