12. Search Consoleの基本

この章では、Search Consoleの基本を学びます。

Search Consoleは、Google検索でサイトがどのように表示されているかを確認するためのツールです。

GA4がサイト内の行動を見るツールだとすると、Search Consoleは検索結果での見え方を見るツールです。

Search Consoleでわかること

Search Consoleでは、次のようなことを確認できます。

  • どんな検索語句で表示されたか
  • 何回表示されたか
  • 何回クリックされたか
  • 平均掲載順位
  • CTR
  • どのページが検索に出ているか
  • インデックス状況
  • sitemapの送信状況
  • Core Web Vitalsの状況

SEOの運用では、とても重要なツールです。

クリック

クリックは、検索結果からサイトへクリックされた回数です。

クリックが多いページは、検索から実際に流入を得ているページです。

クリックが増えているか、どのクエリでクリックされているかを見ます。

ただし、クリック数だけで判断するのではなく、表示回数やCTRも合わせて見ます。

表示回数

表示回数は、検索結果にサイトが表示された回数です。

表示回数が多いのにクリックが少ない場合、次のような理由が考えられます。

  • 掲載順位が低い
  • titleが弱い
  • descriptionや検索結果の見え方が弱い
  • 検索意図とページ内容がずれている
  • 競合の方が魅力的に見える

表示回数は、検索需要や表示機会を見るために使います。

CTR

CTRは、Click Through Rateの略で、表示回数に対してクリックされた割合です。

CTR
クリック数 ÷ 表示回数 × 100

CTRが低い場合は、検索結果でクリックされにくい状態かもしれません。

titleやdescription、ページ内容、検索意図との一致を見直します。

ただし、掲載順位が低いとCTRも低くなりやすいため、順位と合わせて見ます。

平均掲載順位

平均掲載順位は、検索結果での平均的な位置を示します。

ただし、検索語句、地域、端末、表示形式によって変わります。

そのため、平均掲載順位はざっくりした傾向として見ます。

重要なのは、どのクエリで表示され、クリックされ、どのページが対応しているかを見ることです。

クエリ

クエリは、ユーザーが検索した語句です。

Search Consoleでは、どんな検索語句でサイトが表示されたかを確認できます。

クエリを見ると、ユーザーが何を求めているかがわかります。

たとえば、想定していない検索語句で表示されている場合、そのページの内容を見直すヒントになります。

ページ

ページごとの検索パフォーマンスも確認します。

見るべきポイントは次の通りです。

  • どのページが検索流入を得ているか
  • 表示回数はあるがクリックが少ないページ
  • クリックはあるが問い合わせにつながらないページ
  • 伸びているページ
  • 下がっているページ

ページごとに、title、見出し、内容、内部リンクを見直します。

インデックス状況

Search Consoleでは、ページがGoogleにインデックスされているかも確認できます。

インデックスされていないと、基本的には検索結果に表示されません。

確認したい項目は次の通りです。

  • 重要ページがインデックスされているか
  • noindexが残っていないか
  • robots.txtでブロックしていないか
  • 重複ページとして扱われていないか
  • sitemapが送信されているか

公開したのに検索に出ない場合は、インデックス状況を確認します。

GA4との違い

GA4とSearch Consoleは、見る場所が違います。

ツール見るもの
GA4サイトに来た後の行動
Search ConsoleGoogle検索で表示・クリックされた状況

たとえば、Search Consoleで表示回数が多いのにクリックが少ない場合は、検索結果での見え方を見直します。

GA4で流入はあるのに問い合わせが少ない場合は、ページやフォームを見直します。

この章のまとめ

  • Search Consoleは、Google検索での表示、クリック、クエリ、ページ、インデックス状況を見るツール
  • クリック、表示回数、CTR、平均掲載順位をセットで見る
  • クエリを見ると、ユーザーの検索意図を理解しやすい
  • 重要ページがインデックスされているか確認する
  • 次の章では、ヒートマップを使ったユーザー行動の見方を学ぶ