この章では、コンテンツSEOを学びます。
コンテンツSEOとは、検索する人の疑問や目的に合うページを作り、検索から見つけてもらいやすくする取り組みです。
キーワードを入れるだけではなく、読む人にとって役立つ内容を作ることが大切です。
コンテンツSEOとは
コンテンツSEOでは、ページの内容そのものを改善します。
たとえば、次のようなことを考えます。
- 誰が読むページか
- 何を知りたい人か
- どんな悩みを持っているか
- どんな情報があると判断できるか
- どの順番で説明するとわかりやすいか
- 次にどのページへ進むべきか
検索エンジンだけに向けて文章を書くのではありません。
検索した人が、読んで納得できる内容を作ります。
検索意図を考える
検索意図は、検索した人の目的です。
同じキーワードでも、検索意図が違うことがあります。
たとえば、「WordPress テーマ」と検索する人には、次のような意図が考えられます。
- 無料テーマを探している
- テーマの作り方を知りたい
- クラシックテーマとブロックテーマの違いを知りたい
- 既存テーマをカスタマイズしたい
ページを作る前に、どの意図に答えるページなのかを決めます。
複数の意図を1ページに詰め込みすぎると、内容がぼやけることがあります。
ページの目的を決める
コンテンツには目的があります。
たとえば、次のような目的です。
- 知識を説明する
- 比較して選びやすくする
- 不安を解消する
- 問い合わせ前の疑問に答える
- 商品やサービスの必要性を伝える
- 実績や事例を見せる
目的が決まると、書くべき内容と不要な内容を分けやすくなります。
ページの目的が曖昧なままだと、検索にもユーザーにも伝わりにくくなります。
役立つ内容を作る
役立つ内容とは、読んだ人が次の判断や行動をしやすくなる内容です。
たとえば、サービスページなら、次の情報があると役立ちます。
- 何をしてくれるサービスか
- 誰向けか
- どんな課題を解決するか
- 料金の目安
- 制作の流れ
- よくある質問
- 実績
- 問い合わせ前に準備するもの
読んだ人が「自分に関係がある」「相談してよさそう」と思えるようにします。
独自性と一次情報
他のサイトにもある一般論だけでは、ページの価値が弱くなります。
独自性や一次情報があると、内容に厚みが出ます。
たとえば、次のような情報です。
- 実際の事例
- 自社の経験
- お客様からよくある質問
- 制作時の注意点
- 独自の比較表
- 写真や図解
- 具体的な手順
特に、実績、事例、よくある質問は、Web制作案件でも使いやすい情報です。
見出しと構成
コンテンツは、見出しで構成を作ります。
見出しを見るだけで、ページの流れがわかるようにします。
たとえば、料金ページなら次のような構成が考えられます。
- 料金プラン
- プランごとの違い
- 料金に含まれるもの
- 別途費用になるもの
- 制作の流れ
- よくある質問
- お問い合わせ
見出しが整理されていると、ユーザーも検索エンジンも内容を理解しやすくなります。
内部リンク
内部リンクは、同じサイト内の別ページへつなぐリンクです。
関連するページへリンクすることで、ユーザーが次に知りたい情報へ進みやすくなります。
たとえば、サービスページから次のページへリンクできます。
- 料金ページ
- 実績ページ
- よくある質問
- お問い合わせ
- 制作の流れ
内部リンクは、サイト内の情報のつながりを作ります。
ただし、関係の薄いリンクを大量に入れる必要はありません。
更新
コンテンツは、公開して終わりではありません。
情報が古くなったら更新します。
更新が必要になりやすい内容は次の通りです。
- 料金
- サービス内容
- 実績
- 営業時間
- 制作実績
- 法律や制度に関係する情報
- ツールの仕様
古い情報が残っていると、信頼性が下がります。
ただし、日付だけを新しく見せるための更新ではなく、内容を実際に見直すことが大切です。
この章のまとめ
- コンテンツSEOは、検索意図に合う役立つページを作る取り組み
- キーワードだけでなく、読む人が何を知りたいかを考える
- 実績、事例、よくある質問などの独自情報が価値になる
- 見出し構造と内部リンクで、ページとサイト全体を理解しやすくする
- 次の章では、ページ体験に関わるCore Web Vitalsを学ぶ