この章では、EFOを学びます。
EFOは、Entry Form Optimizationの略で、入力フォーム最適化のことです。
問い合わせや予約につながるフォームで、入力しづらさや不安を減らし、送信しやすくするための改善です。
EFOとは
EFOは、フォームの離脱を減らす取り組みです。
ページを読んでフォームまで進んだ人でも、入力が面倒だったり、不安が残ったりすると送信せずに離脱します。
EFOでは、次のような項目を改善します。
- 入力項目数
- ラベル
- 必須表示
- 入力例
- エラー表示
- 送信ボタン
- 確認画面
- スマホ入力
- プライバシー表記
フォームは、サイトの成果に直結する重要な場所です。
入力項目を減らす
フォーム項目が多いほど、入力の負担は増えます。
本当に必要な項目だけに絞ります。
たとえば、初回問い合わせで次の情報がすべて必要かを確認します。
- 会社名
- 部署名
- 役職
- 住所
- 電話番号
- 希望予算
- 希望納期
- 問い合わせ内容
営業や対応に必要な情報はあります。
ただし、最初の問い合わせで必須にしすぎると、送信前に離脱されることがあります。
ラベルと必須表示
入力欄には、ラベルを付けます。
何を入力すればよいかがわかるようにします。
必須項目と任意項目も明確にします。
お名前 必須
メールアドレス 必須
電話番号 任意
お問い合わせ内容 必須プレースホルダーだけに頼ると、入力中に項目名が見えなくなることがあります。
ラベルは入力欄の外に表示するのが基本です。
入力例
入力形式がわかりにくい項目には、入力例を付けます。
たとえば、次のような項目です。
- 電話番号
- 郵便番号
- 日付
- 予算
- URL
メールアドレス: sample@example.com
電話番号: 090-1234-5678
希望予算: 30万円〜50万円入力例があると、迷いが減ります。
エラー表示
フォームでエラーが出た時は、何を直せばよいかを具体的に伝えます。
よくない例は、「入力内容に誤りがあります」だけで終わる表示です。
どの項目に、どんな誤りがあるかがわかるようにします。
メールアドレスを入力してください。
メールアドレスの形式で入力してください。
お問い合わせ内容を入力してください。色だけでなく、テキストでも伝えます。
送信ボタン
送信ボタンは、フォームの最後の行動です。
押すと何が起きるかがわかる文言にします。
たとえば、次のような文言です。
- 問い合わせを送信する
- 予約内容を送信する
- 無料相談を申し込む
- 資料を請求する
「送信」だけでも意味は通じますが、具体的な行動が伝わる文言の方が安心感があります。
確認画面
フォームによっては、送信前に確認画面を挟むことがあります。
確認画面があると、入力内容を見直せます。
ただし、確認画面が1ステップ増えることで離脱が増える場合もあります。
確認画面を使うかどうかは、フォームの内容や重要度によって判断します。
重要な申し込みや予約では確認画面があると安心です。
簡単な問い合わせでは、確認画面なしで送信後に完了画面を出す方がスムーズな場合もあります。
スマホ入力
フォームはスマホで入力されることが多いです。
スマホでは、次のことを確認します。
- 入力欄が押しやすいか
- ラベルが見やすいか
- キーボードの種類が適切か
- エラー文が見切れていないか
- 送信ボタンが押しやすいか
- 項目が多すぎないか
メールアドレス入力では、メール用のキーボードが出るようにするなど、HTMLの属性も関係します。
不安を減らす
フォーム送信前には、ユーザーの不安を減らします。
たとえば、次のような情報があると安心につながります。
- 返信目安
- しつこい営業をしないこと
- 個人情報の扱い
- 相談だけでもよいこと
- 必要な準備物
フォームの近くに、短く補足を置くとよい場合があります。
この章のまとめ
- EFOは、フォームの離脱を減らすための改善
- 入力項目は、本当に必要なものに絞る
- ラベル、必須表示、入力例、エラー表示をわかりやすくする
- スマホで入力しやすいかを必ず確認する
- 次の章では、サイト全体の成果改善であるCROを学ぶ