01. はじめに

HTML・CSS 完全講座へようこそ。

この講座では、Webページの構造を作るHTMLと、見た目を整えるCSSを、Web制作で使う順番に沿って学びます。

HTMLとCSSは、Web制作のいちばん基本になる技術です。

ただし、タグやプロパティを暗記するだけでは、実務で使いやすいページは作れません。

大切なのは、情報をどう整理するか見た目をどう整えるかあとから直しやすい形にするかを考えながら書くことです。

この講座の対象

この講座は、これからWeb制作を学ぶ人を対象にしています。

特に、次のような人に向いています。

  • HTMLとCSSをこれから学び始める人
  • タグやプロパティを断片的に覚えている人
  • 模写はできるけれど、自分で組むと迷う人
  • レイアウト崩れの原因を自分で探したい人
  • JavaScriptやWordPressに進む前に土台を固めたい人
  • 実務で使える書き方を身につけたい人

最初からすべてを覚える必要はありません。

まずは、HTMLとCSSがそれぞれ何を担当しているのかを理解し、小さなパーツを作りながら慣れていきます。

HTMLとCSSを学ぶ意味

HTMLとCSSは、Webページの土台です。

JavaScriptで動きを付ける時も、WordPressでサイトを作る時も、AIにコードを相談する時も、最終的にはHTMLとCSSの理解が必要になります。

HTMLが崩れていると、CSSで見た目を整えにくくなります。

CSSの仕組みがわかっていないと、余白や横並び、スマホ対応でつまずきやすくなります。

つまり、HTMLとCSSは「最初に少しだけ触るもの」ではなく、Web制作を続けるほど効いてくる基礎です。

この講座で大切にする考え方

この講座では、次の考え方を大切にします。

  • HTMLは見た目ではなく意味で書く
  • CSSはその場しのぎではなく、あとから直しやすく書く
  • レイアウトは余白、幅、並び、折り返しで考える
  • スマホ表示を最初から前提にする
  • 見た目だけでなく、使いやすさも確認する
  • エラーや崩れを自分で調べる力を身につける

Web制作では、画面上の見た目が近いだけでは足りません。

中の構造がわかりやすく、修正しやすく、さまざまな画面幅で破綻しにくいことが大切です。

学習の進め方

最初に、HTMLとCSSの役割を整理します。

そのあと、HTMLの基本構造、よく使うタグ、CSSの基本、セレクタとカスケード、ボックスモデル、レイアウト、レスポンシブ対応へ進みます。

後半では、画像、リンク、フォーム、アクセシビリティ、実務パーツ、CSS設計、ブラウザ確認、制作演習を扱います。

コードは、読むだけでなく実際に書いてみると理解しやすくなります。

小さなHTMLファイルとCSSファイルを作り、ブラウザで表示を確認しながら進めてください。

この章のまとめ

  • HTMLとCSSは、Web制作の土台になる技術
  • HTMLは情報の意味と構造、CSSは見た目を担当する
  • 見た目が近いだけでなく、修正しやすく崩れにくい書き方を目指す
  • スマホ対応、アクセシビリティ、デバッグまで含めて基礎として学ぶ
  • 次の章では、HTMLとCSSがそれぞれ何を担当するのかを整理する